暖房ボイラーが故障したので見積して欲しいとのお電話いただき早速伺いました
設置機種はSANYOのAK10A2000年製の機種で14年使用していたとのことで、使用年数とSANYOは撤退していることからノーリツのOHーG1202FFに取替の見積をして、その場でご依頼いただきました。
暖房ボイラーには半密閉と密閉のシステムがありパネルなどの関係からシステムを選定して工事をするのですが希に新築時から間違ったシステムで工事されている事も結構見受けられます。
密閉システムにしなければいけない構造なのに半密閉で工事していた場合放熱パネルや配管などが腐食して本来の性能を発揮出来なくなったり、穴があいて液漏れの原因になる恐れがあります。
今回のシステムは密閉システムなので、密閉プラグ、安全弁、膨張タンク
、圧力ゲージも交換しました。
暖房ボイラーは不凍液を循環しているのですが、よく不凍液は凍らないようにしているものと思われている方もいらっしゃるようですが、不凍液には腐食防止の成分が配合されていて、老朽化するとその効力がなくなってしまうので、不凍液は定期的に交換するのがいいのです。
弊社はシステムの不凍液を抜き取りした後新しい不凍液をシスターンにて加圧して試運転、エア抜き調整しての工事です
秋から年末にかけては毎年込み合いますので、ボイラーの調子が悪い方は
シーズンオフの工事をオススメいたします。
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