お客様から見積もりの依頼時などに「他の業者ではこの部材は流用できるって言われたんだけど本当に大丈夫なの?」、「この部分はそのまま使えば安くなるよね?」と相談されるケースがあります。
確かに単純に部材を使わなければその分金額は抑えられます。
ただし既存のものが本当に正しく施工されいるか、著しい経年劣化は見られないか、再使用にあたって固着等なく取り外しが可能か。
最低限これらをしっかりと考慮しなくてはなりませんが、気軽に流用を提案する業者の場合ほとんどがそこまでの想定はしていないのが現実です。
例えば一番多いのはボイラー交換の吸排気筒を流用するケース。
その時すぐは大丈夫かもしれませんが、その先10年15年安心して使えますか?
万が一排気ガスが室内に漏れてしまうと一酸化炭素中毒など命に関わる可能性があり非常に危険です。
吸気ホースもかなりの確率で劣化して亀裂が入ったり裂けたりしているため流用なんて普通の業者ならそもそも考えられないはずです。
そもそも元の施工が正しいとも限りません。それどころか間違った施工を見かける頻度が実はかなり多いです。
見えないところで排気筒が抜けかけている現場やOリングすら撤去した無理やりな施工など、それらを発見するのはほとんどが撤去時です。
流用でそういった施工不良に気付けなかったら?
新車を購入して10年以上使用した古いマフラーを取り付けますか?
極論ですがこういうレベルの話です。
見た目や予算を抑えたいという理由で気軽に考えるべきものではありません。
そのリスクを背負ってまで費用を削るのは正直節約ではなくただの危険な綱渡りです。
施工業者にとってもお客様にとっても良い選択とは言い難いです。
水抜栓(元栓)を取り替える工事でも似たようなケースがありますが、古い住宅の埋設銅管や腐食の進んだ継手類を改善せずそのまま工事を終わらせる業者もいます。
せっかく本体を新しくしても半年後、1年後に埋設部分で漏水なんてことになったとして、それは仕方ないよねと我慢できますか?
あの時ちゃんと直してくれていればと考えるはずです。
ボイラーでも水抜栓でも最初の工事の時点で直しておけば少額だったものが何倍も費用をかけて直すことになるんです。
部材の話をすると「押し売りだ!」と拒否反応を示す方もいらっしゃいますが、実際は起こるであろう故障やトラブルを未然に防ぎ、トータルで見た費用を抑えるために提案しています。
その理由や理屈を説明すればみなさん理解してくれますが、一方で悪徳業者がいるからこそお客様が疑心暗鬼になるのもわかります。
適当にちゃちゃっとやって、あとで起きたトラブルなんて知らんぷり!またなにかあったらその時もしっかり請求!
それでいいならそれが一番楽です。でもそれではただの悪徳業者。
自分たちが利益を上げることはもちろん大切ですが、せっかく費用をかけて工事をするならその後トラブル無く安心して快適に使っていただきたいというのが我々の考えです。
色んな業者がいますが少なくともクリーンアクアシステムでは上記のような考えを元に、最善になる方法を検討しお客様にご提案やアドバイスをさせていただいております。